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2020年7月29日 (水)

小屋はもう建っている

ものすごいポーズで寝ている、おおきくなったいもうとをみて、ちょっとまえに旅先でみかけたふるい小屋のことをおもいだした。

ぽつりと無造作に佇む姿が、目にはみえないたくさんのものをうつしているみたいでやけに惹かれた。

旅に出られないせいか、気がつけばまえに旅したときにとおった道を、あたまのなかでたどっていることがある。その道ははじめ、じぶんよりもうしろにのびているのだけれど、目をとじてたどっていくうちに、いつのまにか、それがそのままじぶんの前にもひろがっていることに気づく。わたしが道をそのままとびこえたのか、道そのものが移動したのか。それとも、そもそも道など存在しなかったのか。

どこにも行けないことが、どこにも行けないほうへと向かうのではなくて

どこにも行けないということがそのまま、どこにでも行けるということになりうる場所

をさがしている。

 

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この一か月ちょっとのあいだ、テレビで観る野球がほんとに救いだった。かいちょ

 

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