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2020年6月14日 (日)

どしゃ降り

 

雨の日曜日はどしゃ降りになるまえに畑にハーブを植えに行った。ハーブはよく茂るので、希望めいたものをかかえて行った。畑に立派な野菜ではない、しょぼしょぼとした草やハーブがあるのをみると安心する。ぼーっとハーブのにおいを吸っていると、なんとなくユーモアが欲しくなった。いますぐ欲しくなった。だけどユーモアはひとりでにあらわれない。影のようにそおっとしのびよってくる。おおきすぎもちいさすぎもせず、高すぎも低すぎもせず、ちょうど真実が漏れぬくらいのおおきさでありたい。

まだわたしには、かなしいくらいいろんなものが足りなくて(それはずっと満ち足りることのないものなのだろうけど)、じぶんの文体なんかを確立するにはあまりにも青々しい。だけど、どんなとおきでも、時代が変わっても、これは!とおもうものをちゃんとみつけて、なにがあってもそれをやりたいし、ささえたいとおもう。鉄のものさしなんざボキボキ折ってやりたいのだがまずは、じぶんの生活をしんじていきたい。

いま目のまえにあることにさわって、あたらしい入り口をみつけて、そのなかに、そとに、あるものをみる。そこにちゃんとなにかがあるとしんじたい。

それはたぶん、わたしがみたこともないものだ。言葉をつきやぶって、かたちを抜けだして、ゆるやかに波に浮かぶみたいに、わたしはそれをたのしみにしている。そうやってしんじることが、たのしむということでもあるのだろう。

たのしみには、いろんなかたちがある。厭きることのないなにかを、それぞれがつづけていけたらいいとねがう。

 

それにしても一歩踏みだすことがこんなにむずかしいことだとは。じぶんで決めた一歩は、いつでも重い。その重みとたたかいながら、花でも植えながら、光をすくったり風にばらまいたり毎日できたら。そうやってたくさんみつけていけたら。ね

 

庭のヤマボウシの花はぜんぶ落ち、それでも懲りずにまたなにか植えたりしています。ほんとつかれる・・・。でもやめられないのです

 

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作り雨にはブーゲンビリア

未来が微笑む

 

 

 

 

 

 

 

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